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「ホワイトアクション事例集(仮)」作成委員会発足!

<p><p><p><p><p><p>【ブラック企業】</p></p></p></p></p></p>

 昨日3月31日に新宿において「ホワイト企業連合(仮)」実行委員会結成オフ会を開催しました。この記事では、そこで議論された内容と今後の活動の方向性を報告したいと思います。オフ会に参加してくださったのは私以外に8名の方々でした。一般企業に勤めている方、労働組合で労働運動に携わってきた方、社会保障を専攻する学生の方など、様々な立場から活発に意見が交わされました。また、連合通信社の記者の方も取材に来ていただきました。今後も活動の動向を追っていただくことになるでしょう。

 オフ会では、初めに私が用意した資料をもとに簡単な勉強会を行いました。補足のために使わせていただいた資料をここでの紹介しておきます。
 経済トレンド 不況下で増加するサービス残業

 「なぜブラック企業は生まれるのか やむなしブラック企業を救え!」でも書きましたが、日本特有の経営スタイルを改めることで日本社会全体にこんな利益が生まれるよ~という点をご理解いただければと思います。
 
 さて、ここまでお読みいただいたみなさん、きっと「委員会の名前が変わっとるやないかい!」とお思いでしょう。そうなんです!あくまでまだ仮称ですが、委員会名を「ホワイトアクション事例集(仮)」作成委員会としました。名称が変われば当然活動の方向性も変わるわけですが、どのように方向性が転換していったのかまとめてみましょう。そのスタート地点として「企業に活動の主体を担ってもらう」ことの難しさに焦点が当たりました。それは・・・

 ・ホワイト企業の選定基準を明確に定めるのが難しい(制度としてのサービス残業は存在せず、残業を拒否できない「空気」の有無を判定しなければならない)
 ・ホワイト企業選定の際の実態把握が難しい
 ・ある企業が「我が社はホワイト企業である」とアピールすることのメリットが、企業にとって大きくない

 ざっくり挙げるとこんな感じになります。なかなかシビアではありますが、参加者の方々が企業側のリアリティをうまいこと指摘してくれました。また、こういったことを議論していく中で「そもそもホワイト企業ってどういうことを目指している企業?」という確認がなされたので、そこにも触れたいと思います。「なぜブラック企業は…」でも触れましたが、ブラック企業と呼ばれる企業の中にはブラック経営を行う以外に生き残る手段がなくなっているものが多くあります。私が規定する「ホワイト企業」は「(慈善事業ではなく)生き残り戦略として画一化した経営スタイルから脱却し、独自の経営スタイルを確立している。時代に即した合理的な経営スタイルの一環に、労働者や就活生の利益を考慮している」というものです。私が今回の企画を計画する前提として「企業は利益追求団体であり、慈善活動を行うものではない」という発想があります。ですので、この企画の要点は「企業と労働者の利益の共通するところを明らかにし、その部分への注目度を高め最大化していく」ということになります。俗にいう「win-winの関係」ということですね。

 さて、「ホワイト企業」を「生き残りのために労働者とのwin-winの関係を目指している企業」と改めて定義したわけですが、それを「企業」という単位で考えることに限界があるというのが、昨日のオフ会で導かれた結論です。事業の一つとしてそういうものを目指している企業はあっても、企業全体としてホワイトではない例もあるでしょう。そこで、私たちは「そういった取り組み一つ一つの情報を集め、主に就活生や転職希望者に紹介していく」という手段を取ることにしました。あくまで企業選択のヒントとなる情報を提供するにとどめるけれど、それが企業と労働者のwin-winの関係を高く評価する世論を形成していくことになると考えています。社会にそのような土壌ができれば、企業はおのずからそういった実践をアピールし、もしかしたら企業同士の連携や合同就職説明会も実現するかもしれません。もちろんその過程で、その事業の関係者とコンタクトを持ち、連携して何かを行うということもあるでしょう。当初の計画に比べると遠回りになった印象もあるかも知れませんが、今私たちができることとして最も有効性の高いものを考えることができたと感じています。もちろん様々なアイディアがまだまだあると思いますので、メールでもコメントでもどしどし送っていただければと思います。

 そして、もちろんwin-winの関係を目指す企業の取り組み関する情報も随時大募集です!実行委員会としては、収拾した情報を整理し、発信するためのホームページの作成を活動の第一弾として行いたいと思います。今後も活動の動向にご注目ください。

 
 

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